2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

the blue nile "hats"

久しぶりにthe blue nile "hats"を聴く。 1989年作のこのアルバムは、一応ブリティッシュロックということになるのか。 ミニマルにしてポップなのだけど、聴く人によっては ちょっととろいと思うかもしれない。 でも やっぱいいんですよ、アコースティックで…

最後の晩餐

昨日は十五夜。 六月にふと思い立ったんだ、 今年の十五夜はライブをやろうと。 出演者は三人、 ギターと歌だけで、電気で増幅させない、完全生演奏。 チラシに会場時間を書かなかったのも悪かったんだけど、 開演前十分前、会場には出演者三名、受付一名、…

かさホタル

リドリー・スコットの「ブレードランナー」といえば、巨大なマルチビジョンに 映る強力わかもとのコマーシャルが実に印象的な映画だが、雨にびしゃびしゃと 濡れるロサンジェルスの中華街で、柄がライトセーバーのように光る傘を人々が さしている。 マルチ…

長く曲がりくねった思考

人はなぜ表現をするのか、文章であれ、絵画であれ、音楽であれ。 むろん、ことさら そうした表現をするまでもなく、人が生きるという こと自体が表現に違いない、蝶が舞い、鳥が歌い、蜘蛛が巣をつむぐのと 同じことで。 けれど、ぼくは考えてしまう、なぜな…

心地よく秘密めいたところ

いや、ピーター・S・ビーグルのその話は読んでないのだけれど、 なんか、そんなところで、人と話したいな、みたいなことを 思ってしまったんです。talking heads の "heaven" みたいな話でもあります、はい。