あまりに飽和状態 で 頭の中 からっぽ を 心がける
やってらんない この現実 そんなもん ほんとは ありもしないんだけど
このすっきりとした朝を 台無しにしてもいいんだ ぼくは
からだが崩れさるにしても それはそれでいい それはそれでいい
奪い合うより 分かち合う そここそを 生きてみたいじゃないか
酒頼り それはいつも通り でも少し遠くまで来れた
朝の雑踏の中 ひとり心の静寂を 求む
約束をすっかり忘れ 四時間近くの遅刻 ま そういうこともあるさ
二日酔いでガタガタなので 世界の根源に 想いを馳せる
他者に対する適度な無関心 それも確かに 大切です
少し吹っ切れると 次の引っかかりに気づく まあ そんなもんだ
少し吹っ切れてきた こういうときは むしろ 振り切らないよう注意
いい加減にしろよなあ こいつ ほんとに そう 自分に 言いきかせてみる
そう思ったときもあった 今はむしろ 神の通り道になりたい
寝不足だが朝から高い 今日は一日だらだらと 突っ走ろう
最終電車に乗るんだ 乗れるんだから それでいいさ
何かをしたいとか 何かをしたくないとか思わず ただ今を生きられれば
久しぶりに眠剤をのんでみた 朝起きると 足が重い
職場へ向かう電車の中 つい途中で 降りたくなる
あいかわらず酒に頼ってるけれど いまはシラフで割といい気分 この感じを忘れないようにね。
もう いいんだ って とこまで行ければ もう いいんだ
仕事前 朝の公園で 静けさを味わう
生きることを こんなにしんどく感じるぼくは 何ものだろう?
列車の中 がたんがたんというおとに 耳を澄ませてみる
ちょっとした出来事がつみかさなって、心の奥のドロドロがだいぶきれいに流された。 焦らず慌てず面倒がらず、今を生きてみよう。
亀戸あたりから北を見ると藍色に近い鼠色の、なんとも奇妙な雲が見えるよ。 まだ新しい世紀が始まったばかりだけど、なんだか世紀末の気分だね。
三崎港まで買い出しに行って、長浜の少し上にある友だちの会社の研修所に泊まった。 十分のんびりしたところで、おもしろい人たちと会って、夏の素敵な小旅行となった。
京急の快速に乗って三崎口に向かっている。 品川で乗ったときには、ビジネスマンが目につき、窓も開かない車内には重苦しい空気が充満していた。 が、幸い、蒲田、川崎と走るにつれて、空気も軽くなっていった。
だめでもいい、 だめでもいいって、 思うことにしたんだよ。 そしたら少し 楽になったさ。
意味の不在がぼくに 何ごとかを語りかけてくるので その声に耳を傾けてみた 風の音が鳴るばかりで 言葉は 聞こえなかった